緊急時の対応

日常的な安全面についてや災害時の対応などについてまとめました。

何かあっても指導員の先生方にしっかり対応していただけるので、子ども達は安心して過ごすことができます。

日常的な安全面

木登りをするとき、昼食づくりで包丁を使うとき。普段の生活にも怪我の危険は潜んでいます。
わいわいクラブでは、専任の指導員3名が怪我や事故がないよう気を配りながら生活しています。
また、仲間と公園で遊ぶときは上級生も下級生も一緒です。怪我を「しない」だけでなく「させない」関わり方も学びます。

連絡体制

全体や係内で連絡する必要がある場合はメーリングリストを活用しています。また、電話連絡網も作成し必要に応じて使用しています。

台風への対応

開室基準は原則として小学校と同等ですが、その後天気が回復し安全に保育ができると判断した場合は午後から開室する場合もあります。

地震など、災害への対応

わいわいクラブは子ども達の安全を第一に考えています。年2回の防災避難訓練では、地震が発生した時室内にいたらどこに集まるのか、避難はしごの場所や使い方といったことを繰り返し確認し、いざという時にも慌てず動けるように備えています。また、災害時も状況によって開室しており小学校から下校の判断となった場合もわいわいで親が迎えに来るのを待つことができます。

すぐに父母が迎えに来られない場合には近くに住む家庭で預かるなどして「子どもが不安の中ひとりで過ごす」ことがないよう助け合っています。


また、どの子どもが、どこで過ごしているのか?を掲示板やメーリングリストで情報共有し、父母も安心できるよう努めています。

臨機応変な対応で助かったこと

以下は2011年3月11日に発生した東日本大震災の時の対応についての当時の在室児父母の話です。

2011年3月11日、東日本大震災発生。

地震発生時、子どもたちはちょうど下校時だった。各小学校は児童を学校に留まらせず、集団下校を行ったため、自宅に家族不在の児童は行くあてが無かった。

わいわいクラブでは、役員や父母と連絡が取れない中、通常通り開室し、指導員が学校に迎えに行くなどして、在室児の安全を確保。その後、迎えに来れる父母が近隣の在室児を預かり、19時半までには全在室児の退室が完了した。

想定外の災害であったが、指導員や父母の判断にブレがなく、父母および指導員の間の繋がりが深い自主運営ならではの的確な対応ができたことは、誇りにしていいと思う。

電話・メールが使用できず、災害地域ではないので緊急時伝言ダイヤルも使用できない中、WEB掲示板での安否情報が有効であるなど、新しい教訓も得ることができた。

 娘が小学1年生の時、東日本大震災が起こった。

私の職場は飯田橋で、夫も当時田町に勤務していた。電車は動かない、電話もメールもなかなか通じないなかで、職場が近くでお迎えに来ることができた父母の方々が、みなさん分担してお迎えが来ない子どもたちを預かってくれた。

しかもそのことについて、わいわい掲示板にされた書き込みによって、誰のお宅に誰が預けられているのかを知ることができた。とても安心した記憶がある。

震災以降、わいわいでは家が近い人たちで助け合うことができるよう、毎年春先に地区別懇談を行い、連絡先を交換し合い、万が一の時は誰にお迎えをお願いできるかということを話し合っている。

親同士さまざまな活動でつながりがあるからこそ、助け合うことができるのではないかと思う。