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2021年度卒室お祝い会

 わいわいクラブでは、わいわいを卒室する4年生をお祝いするため、毎年3月、「卒室お祝い会」を開催しています。昨年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症が拡大している時期(第6波のまん延防止等重点措置中)であり、一度の開催延期、場所変更を経て、3月19日(土)に無事、開催となりました。

 開催にあたっては、コロナ感染拡大防止の観点から、現地に集合する人数を絞り、1、2年生の保護者はオンラインでの参加となりましたが、わいわい全員で4年生をお祝いする環境を整えることができました。次第に沿って演目が続きますが、合間合間では子供たちは騒がしく、元気いっぱいでした。

 

 まずは会長の挨拶から始まり、今年から新たな体制となった4人の先生方が、こどもたちの緊張を和らげるために、保育の忙しい合間を縫って練習した「ジュピター」のハンドベルを披露してくれました。

 続いて、1、2年生がハンドベルで「きらきら星」を演奏してくれました。コロナ禍のために、全員が集まることが難しいなか、一生懸命練習して、素敵な演奏を披露してくれました。

 さらに、4年生によるハンドベルです。曲は「星に願いを」です。

 4年生はリコーダーを発表する予定のところ、こどもたちの希望で、追加でハンドベルも演奏することになりました。2、3年生の有志も募り、ゆったりと綺麗な旋律を奏でてもらいました。

 続いて、3年生のハンドベル「It‘s a small world」です。曲は、3年生が自分達でアンケートを取って決めました。練習の際にも、自分達でお互いを注意し合いながら着実に練習に取り組み、その成果を遺憾なく発揮していました。

  次は、4年生のリコーダーの発表です。4年生にもなると習い事なども多く、コロナ禍も重なって、なかなか全員揃っての練習ができませんでしたが、一人ひとりがきちんと練習し、本番で初めて全員で演奏したとは思えないほど、一体感のある演奏を披露してくれました。

 続いて、3年生の女子が中心となったけん玉ダンスです。NiziUの「Chopstick」に合わせて、けん玉、ダンスと、各自が得意な分野で、演技を披露してくれました。

 次に、3年生の父母による出し物として、4年生のわいわいでの4年間を写した写真のスライドショー、各3年生から4年生へのメッセージ集を上映しました。

 

 最後は、4年生の卒室セレモニーです。

 今年の4年生は4名と、例年に比べて少ない人数でしたが、わいわいの思い出を作文にして読み上げてくれました。

 4年生にとっては、2年生の時は台風、3、4年生の時はコロナのため、キャンプなどのイベントに行けませんでしたが、1年生の時に行ったキャンプや、コロナ禍の合間にも行ったスポーツイベントなどの出来事について、思い出として語っていました。

 あわせて、4年生の保護者も、それぞれの家庭だけでは見られない、こどもたちの成長を実感しながら、わいわいへの感謝の言葉などを述べていました。

 最後は、コロナ前であればキャンプファイヤーで行っていた、「4年生の親によるじぶんのこどもの持ち上げ」を、先生考案の4年生の歌に合わせて行います。

 今年の歌は、Dr.スランプアラレちゃんオープニングテーマの替え歌です。子ども一人一人の個性を表現した替え歌になっていて、みんな明るい気分になります。4年生の保護者は、子供の体重も含め、成長を実感していたと思います。

 今のわいわいでは、コロナ禍が長引いており、イベントが中止または小規模になるなど、思い出や家族同士のつながりが作りにくい時期を過ごしていますが、こうした中でも、わいわいクラブが、子供たちや保護者たちの一つの居場所として、機能しているのではないかと思います。

 3月が終われば、4年生は卒室し、新たな1年生が入ってきます。4年生は新たな生活に向けて旅立ち、在室児たちはひとつ先輩となり、下の子供たちを引っ張る存在になる、その成長を感じることのできる卒室お祝い会でした。